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『三角的恋愛の饗宴』 最終話の全容と感想

公開日: : 最終更新日:2017/04/14 オススメ漫画

前回までのあらすじ

まさかまさかの第5話で最終回が訪れました。

今マンガボックスで1番面白いなって思っていたら、不意打ちの右ストレートを食らった気分です。

 

前回までの関係図。

4-10

(三角的恋愛の饗宴4話)

 

前回は亮が響を抱きしめました。

妹としてではなく、女として抱きしめました。

抱きしめた後の亮は、自分にはかや乃がいるのに・・・。かや乃を裏切った・・・と自責の念にかられました。

最終話は響視点のお話です。

『三角的恋愛の饗宴』第4話の全容と感想はこちら。

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全容

 

昨夜亮に抱きしめられた響は、歯磨きをしていました。

 

カラ・・・

 

扉が開き、亮も歯磨きをしに現れますが、

「あっゴメン」と言って直ぐに扉を閉めて出ていきました。

 

「あの夜以来、亮君に避けられてる・・・気がする」

響は制服に着替えながら考えます。

 

5-1

(三角的恋愛の饗宴5話)

 

「今部屋を出れば、エレベーター待ちの亮君に追いついて途中まで一緒に・・・」

 

なのに私は亮君と乗り合わせない様

少し遅れて家を出る

私も亮君を避けている

 

「何でだろ?」と学校についた響は名目上の彼氏である昌平に聞きました。

 

「知るか。てかお前ら兄妹。死ね!死んでくれ!」と昌平は真面目に答えてはくれません。

昌平の立場になれば当然ですが・・・。

 

「あんたに話した私が馬鹿だった」とかや乃は席を立ち、帰路につきます。

 

「そうだ今日は勝鬨橋渡って、亮君の好きなクリームパンを買いに行こう」

「一緒に食べよって言ってみよう。それから話してみよう。」

「何を話せばいい?とりあえずごめんなさい?」

 

違う違う・・・

私の事妹じゃなくて女として認めたから

あんな事したのかって

それが一番聞きたい

 

なのに聞けない

 

5-2

(三角的恋愛の饗宴5話)

 

響は勝鬨橋を渡りながら、親が再婚し、初めて亮に出会ったころを思い出します。

 

「響ちゃん。勝鬨橋は昔、2つに分かれて下に大きな船を通していたんだ」

「でもまたここを開くにはすごくお金がかかるんだって」

「1度でいいから見てみたいな・・・」

 

「響ちゃん学校には慣れた?」

「この辺はオフィスビルの間に戦火を逃れた家がちらほらあって・・・」

 

記憶の中の亮はずっと黙っている響きに色々な事を教えてくれていました。

 

「本村家はあんぱんがメインだけど、俺はクリームパンが好きで」

「小学生の時、よく今通ったルートで買い出しに来てたんだ」

 

「ハイ!」といってクリームパンを差し出す亮。

 

「美味しい!」響がそう言うと、

 

「良かった。響ちゃんやっと話してくれた」

「響ちゃんがこの街を気に入ってくれるといいな」と亮は笑ってくれました。

 

5-3

(三角的恋愛の饗宴5話)

 

この時から響は亮に対して、恋心を持つようになったと思われます。

 

響は勝鬨橋を渡って、パン屋に向かいます。

 

この街に来て最初に亮君が案内してくれた道を

今でもよく1人で歩く

 

「あの・・・クリームパン今日はないんですか?」とパン屋に着いた響は店員さんに尋ねました。

今は売り切れており、焼き上がりまで30分、響は待つことにしました。

 

「クリームパンがお好きなんですか?」と店員さんに聞かれると、

「ハイ!」と笑顔で答える響。

 

クリームパンが出来上がると、

「あったかい。いい匂い。」

「我慢我慢!帰って亮君と食べよ」と響は少し嬉しそう。

 

「ここに連れてこられて驚いて・・・あれからもう4年かぁ」

響は目の前に立つ高層マンションを見上げて、再び昔を思い出します。

 

母親が亮の父と再婚する前、響は

築45年の2K、都営団地3階という少し貧しく庶民的な家に住んでいました。

しかし、親が再婚することになり、新しい家は

新築の5DK、タワーマンションの28階というかなりの変わりよう。

 

5-4

(三角的恋愛の饗宴5話)

 

シンデレラは王子様にお城へ迎え入れられた時こんな気分だったのだろうかと

子供心にはトキメキだらけのママの再婚だった

 

「トキメキ過ぎてずっと夢心地で・・・それだけに」

「後で気づき始める現実を受け入れ難くなってったのかなぁ・・・」とかや乃は玄関の前で考え事。

 

パパもママも毎日仕事

子供たちの学費積み立てや家のローンやらとママが電話で誰かに愚痴ってた

亮君は週5日塾、帰りは19時くらい

だから帰宅するといつも私一人

 

ママは16時に帰って来るけど、パパとデートするために夜中抜け出す

すると亮君まで夜中に抜け出す

そしたらこの広い家の中また私一人

ママが再婚前パパと会うために私一人残して抜け出したよると同じ日々

 

再び回想。

 

「響ちゃん、俺今日塾休みなんだ。」

「学校終ったらまた一緒に近所を歩かない?」

こくんとうなずく響。

まだ小学生だった響に亮は優しく接してくれていました。

 

きっと亮君は私が寂しそうにしてるって気づいてくれたんだ

そう思ってとても嬉しくて

 

亮君と歩くとき、制服の固い布ずれの音

私もいずれあの制服を着て・・・

その頃には亮君、私の事子ども扱いしなくなるかな?

 

「・・・なーんて思い出に浸りつつ今日は塾休みのはずの亮君が未だに帰って来ないってことは」

「あの女の所か・・・」

部屋のソファで買ってきたクリームパンを抱きしめ、そう推測する響。

 

「亮には可愛い彼女がいるんだよ」と昔、父親が言っていたことを思い出します。

「それを聞いたらどんな相手か気になって気になって・・・」と再び回想へ。

 

亮の留守を狙って、部屋へと忍び込むようになった響。

ある日、亮はスマホを机の上に置き忘れていました。

 

スマホを勝手に見た響は、怒りに身を任せて亮のスマホを床に思いっきり投げつけました。

 

5-5

(三角的恋愛の饗宴5話)

 

ガン

 

私は自分のしたことが怖くなって

部屋へ逃げ帰った

 

「ただいま」と亮が帰ってきました。

 

「あっ!」と壊れた携帯を目にした亮は大きな声をだし、

「亮君どうしたの?」と母親もやってきました。

 

「うわ・・・これは修理だね。落としちゃった?」

「いえ帰ったらこうなってて・・・お母さんごめんなさい」

 

2人の話声を聞きながら、響はベットで枕に顔をうずめます。

 

「これ響がイタズラして落っことしたのかも」

「あの子スマホ欲しいって私の勝手にいじったりしてたもの」と母親は響を疑っていますが、

 

「今朝遅刻しそうだったから焦ってポケットに入れたと思ってたけど実は部屋で落としてて・・・」

「そんな風に俺が自分で割ったんだと思います。修理代は自分で払います」と亮は自分の責任だと言いました。

 

亮君・・・私がやったんだってば

あの日私色々見ちゃったんだもん

 

響が見た携帯のメールの履歴。

父親から亮に「いつも仕事ばかりですまない。響ちゃんにこの街を案内してあげてください」

亮の返信「父さん分かりました。塾が休みの日に時間を取って響ちゃんを案内します」

 

亮君が好きだと見せてくれたすべての景色が

私の好きな場所になってた

そして私にだけ教えてくれたんだと思い込んでいた

だけど亮君にとって私は

 

5-6

(三角的恋愛の饗宴5話)

 

亮がかや乃に送っていたメール。

「かや乃、ゴメン今日妹を案内してあげないといけなくて」

「土曜は妹につきあわないといけないんだ。別の日にしようよ」

 

あげなきゃいけない

つきあわないといけない

父さんに頼まれたから

 

亮がかや乃に後日送っていたメール。

「かや乃に会いたい。勝鬨橋前の公園に21時に来れそう?」

「昨日の夜撮影した写真まじ綺麗。勝鬨橋+かや乃の相乗効果ハンパなくて待ち受けにするか今本気で悩み中・・・」

 

私に教えてくれたのは全部

彼女とのデートコースだった

 

彼女は会いたいで写真をいっぱい保存してて

案内してあげないといけない私の写真は1枚もなくて

 

哀しさと憤りが吹き上げて

自分自身で辛くてどうしたらいいか分からなくなって

いっそ亮君がお前がやったんだろうと問い詰めてくれれば

私はこの心の中の嫌な物すべてを泣き叫んで吐き出せるのにと・・・

 

「その夜に初潮が来たから今考えればあれは生理前のイライラだったと思うし」

響はクリームパンを抱いたままソファに体を預けながら考えふけっています。

 

けれどあの日の嫉妬が私を女にしたのだとも思っている

 

5-7

(三角的恋愛の饗宴5話)

 

しばらく経って「ただいま」と亮が帰ってきました。

亮が部屋に入ると、机の上にはクリームパンが置かれていました。

 

次の日。

 

「稲村!」と階段に座っている響を昌平が呼びました。

 

「クラスの連中がうっとうしくて、だから」

「お前と付き合ってる事、さっきみんなにはっきり言ったからな」

 

「そうなんだ」と響は淡泊に答えました。

 

「他人事みたいに。またクソ兄貴の事考えてるだろ?」

 

「そうだね」と響は短く返すばかり。

 

「少しは俺の事も考えろよ!」

 

5-9

(三角的恋愛の饗宴5話)

 

昌平は思いの内を大声で響にぶつけました。

 

「ちょっと隣座って」と響は昌平を呼びました。

 

そそくさと昌平が響の横に座ると、響は続けました。

 

「私の事ぎゅっと抱きしめてみて」

 

キョロキョロ

 

あたりを見回した昌平は

「兄貴はいないけどいいの?」と嬉しそうに笑顔で聞きました。

 

「自分の役割分かってるんだなー」と響は心の中でそう言いました。

 

階段の上で響は昌平に身を預け、抱かれています。

 

ぷるぷるガチガチ

 

「全然ドキドキしないし、なんかプルプルしてるし」と緊張で震える昌平には何も感じない響。

 

亮君はもし親が帰って来なかったら

あのまま最後まで行くくらいの勢いだった

 

あの夜から私は抱きしめられた感覚を思い出しつつ

その先のことばかり考えている

 

響は抱き着いてきている昌平の背中に手を回し、抱き返します。

 

きっともう少しで亮君は私の物になる

 

5-10

(三角的恋愛の饗宴5話)

 

感想・考察

 

響は元々は優しいお兄ちゃんという感じで亮の事が好きだったようです。

 

しかし、亮のスマホを覗き見たとき、

今まで亮が優しくしてくれたのは父親からのお願いだったこと、

そして教えてくれた場所は彼女とのデートコースだったことを知った響。

 

彼女は会いたいで写真をいっぱい保存してて

案内してあげないといけない私の写真は1枚もなくて

 

この事実から響はかや乃に嫉妬しました。

そしてその嫉妬がかや乃を女にしました。

 

今までは兄として好きだったという感情が、嫉妬心から男女関係の好きへと変化したのです。

 

僕は男ですが、なんとなく気持ちが分かります。

兄として好きなのであれば、お兄ちゃんを取らないで!とかや乃にいう事もできますが、

響は亮からしてあげないといけない私として認識されていると思ったことに加え、

自分自身が亮の邪魔をしていると思った響は言い出すことが出来ない。

嫉妬することしか出来なかったのだと思います。

 

そして最後の昌平のシーン。

 

「少しは俺の事も考えろよ!」と叫んだ昌平。

これを聞いたとき、響の表情が変わりました。

 

似ているような気がしますよね。

昔の響と今の昌平。

 

響は亮に私の事を考えて欲しいと思っていますが、

響は自分に好意を向けてくれている昌平の事を考えていなかった。

 

三角的恋愛関係なら当然と言えば当然のことですが・・・。

 

最後のシーンはちょっと理解できませんでした。

昌平を抱き返した響はきっともう少しで亮君は私の物になると思っています。

 

亮に抱きしめられた時に、響は初めて亮から女として見られ、

自分の事を考えてくれたというのが手に入れられるという確信に繋がったのでしょうか。

昌平を抱き返したのは、昌平の事を初めて考えてあげたからなのでしょうか。

 

うーん・・・。分かりません。

 

何がご愛読いただき、ありがとうございました!!ですか。

先が気になって仕方ないですよ・・・。

 

という僕のような読者に救いの手が。

 

それは、アンケート!!

 

5-11

(三角的恋愛の饗宴5話)

 

マンガボックスのアプリで三角的恋愛の饗宴最終話の最後のページにアンケートがあります。

 

どうやら、アンケートの結果次第では続編制作もあるかも?とのことです。

1分程度で回答できるので、どうか皆さんご協力お願いいたします!w

 

5-12

(三角的恋愛の饗宴5話)

 

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