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『まっすぐ息をすって。』第5話後半ネタバレと感想

公開日: : 最終更新日:2017/04/14 オススメ漫画

前回までのあらすじ

前回は希美を放送部の活動に読んで、

遥の外郎売の練習に付き合ってもらうことになりました。

「アナタ、外郎売をただの発声や滑舌の練習のものだと思ってない?」

 

『まっすぐ息をすって。』第5話前半の全容と感想はこちら

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全容

 

5-9

(まっすぐ息をすって。5話後半)

 

「人に伝えるための言葉なのよ。」

 

「人に・・・伝える・・・」考えたこともなかったことを言われ、外郎売の意味を知った遥。

 

「外郎売りの内容を理解しないでやってるでしょ?」と希美に聞かれると、

「・・・うん、耳コピしたのをそのままやってた」と遥は答えます。

 

「この言葉は一言一句意味があって、その背景もきちんと理解して」

「やっと内容を伝えられる資格が与えられるのよ。」

「私はそこが一番大事って教わってきたわ」希美が言いました。

 

「伝えられる資格・・・」

 

遥は真剣な表情でその言葉を受け止めました。

 

一方そのころ花鈴は・・・。

 

「何も聞こえない。さすが防音の放送室ね」と放送室の防音力に感心していると

不意に後ろから声を掛けられました。

 

「・・・何やってるの?」

 

その声の主はやっぱり、リサでした。

 

「宮崎里早よ。で、何やってるの?」と里早が聞くと、

「のぞみんに追い出されちゃって・・・」と花鈴は答えました。

 

「えっ!?のぞみん放送部に入ったの!?」と驚く里早ですが、

花鈴は「練習を見て貰ってるの」とだけ答えました。

 

「のぞみんがほかの人の練習を見るなんて珍しい・・・」と里早が言います。

 

「どういうこと?」

 

「のぞみんは天才でレベルが違うからそういうことはしないのよ」

 

「それはのぞみんがそう言ってきたの?」

 

「ううん、皆が気を遣って・・・」

 

「それは可哀想だな」花鈴は今の話を聞いてそう言いました。

 

「天才だとかって勝手に持ち上げてプレッシャーを与えて一人で孤独にさせる・・・」

「そりゃ辞めたくなるでしょ?」花鈴は続けました。

 

「!?」

「そ、そんな事ない!のぞみんはそんなに弱くない!」里早は言い返しますが、

 

「それじゃ、何で辞めるなんて言ったの?」

 

「それは・・・」里早は言葉が出てきません。

 

話の途中で花鈴は「どんな練習してるんだろ?」と言って放送室の廊下ならバレないだろうと

入っていきました。

 

里早も「わ、私も入る」と着いていきました。

 

「それじゃ今までのを踏まえてやってみて」と希美が言いました。

 

遥は外郎売りの現代語訳を見るなどして、外郎売りの意味を勉強したようです。

 

「そ、それじゃやるね・・・」

 

「言葉は人に伝えるように・・・」すーっと息を吸って遥は話し始めました。

 

5-10

(まっすぐ息をすって。5話後半)

 

「拙者親方と申すはお立会いの中に御存知のお方もお座りましょうが・・・」

 

今までの遥の外郎売りとは一味違った外郎売り。

 

遥の外郎売りを聞く3人はまるで時が止まったかのように遥の声を聴きます。

 

「な、何をやったの?私のモノともあの子のモノとも違うこれは・・・」

 

5-11

(まっすぐ息をすって。5話後半)

 

「遥の・・・外郎売!」

 

花鈴は目を見開いて驚きます。

 

「やったー!噛まずに最後まで出来たー!!」遥はピョンピョン跳ねて喜んでいます。

 

「演技は入っていないのに体に言葉が入ってくる感覚・・・」

「これが放送部の読み」

 

希美も遥の外郎売に驚いていました。

 

「放送部の読みって全部今みたいに感情は抑えるの?」と希美が聞くと、

遥は花鈴から聞いたことを説明してあげました。

 

「アナウンスと朗読か・・・落語にも活かせるかも・・・」そう考えますが、

ハッと希美は「何考えてんのよ落語はもう辞めるんでしょ!」と頬を叩きます。

 

ガタン

 

放送室の廊下からこっそり聞いていた花鈴がバランスを崩して、

放送室に入ってきました。

 

「アハハ・・・心配でさ。でも凄い良かったよ。どんな練習したの?」と花鈴が聞きました。

 

「そんな大層なモノじゃない。基本だけよ。」

「それにアレだけの事で出来るようになったその子が凄いのよ」

 

それを聞いた花鈴と遥は

「まーね、遥は私が見つけた天才だからね!」「ちょっと言い過ぎだよ~」と

浮かれてイチャイチャします。

 

ピク・・・

 

5-12

(まっすぐ息をすって。5話後半)

 

「天才なんていない!!」

 

天才という言葉に希美は反応しました。

 

「ご、ごめん大きな声出して・・・」

希美はすぐに謝りながら、頭を抱えます。

 

「ただそういう何気ない決めつけが、彼女を孤独にして苦しめることになるのよ」

 

「ウチは大丈夫だよ」と花鈴は笑顔で答えました。

 

5-13

(まっすぐ息をすって。5話後半)

 

「だって、私も天才だもん」

 

てへぺろっていう言葉が似合う表情で花鈴は言いました。

 

「おめでたい人ね。。。能天気というかなんというか・・・」と希美は呆れますが、

 

「能天気上等!」

「そんな風に思ってないと天下とろうなんて思えないし、」

 

5-14

(まっすぐ息をすって。5話後半)

 

「本気に・・・なれない!」

 

突然真剣な目になり、花鈴は言いました。

 

「それに、本気なら1人になってもやっていける!」

 

希美は「わ、私は・・・」と頭で何か言おうとしますが、言葉にできません。

 

そこに「のぞみん・・・」と里早が放送室に入ってきました。

「リサ!?」と驚く希美。

 

「私は隣に並んでよかったの?」里早は聞きます。

 

「あの時からのぞみんの邪魔にならない、近くから見守る存在になろうと決めたの。」

「才能の無い私は隣にいられないと思って・・・」

「のぞみんもそういう距離感の私を必要としてくれてると思ってた・・・」

「でも、それは私の勝手な思い込みだったんだね・・・」

 

「ゴメン・・・」

 

里早は頭を下げて、希美に謝りました。

そして・・・

 

5-15

(まっすぐ息をすって。5話後半)

 

「でも、私はのぞみんと離れたくない!!」

「今からでも隣に並んで良いのなら、本気で一緒に頑張りたい!!」

 

「苦しい事があっても一緒に乗り越えられる友達でいたい・・・」

「自信を持って一緒に前に進めるような・・・」

 

泣きながら里早は自分の胸の内を希美にぶつけました。

 

「今更・・・」

「今更何なのよ・・・」

 

5-16

(まっすぐ息をすって。5話後半)

 

「私は、その言葉をずっと待っていたんだよ・・・」

 

希美はやっと里早が一緒に隣に並んでくれることが嬉しくて泣きながら答えました。

 

「もう遅いの・・・?」里早が聞きました。

「・・・落語辞めたから。」と希美は答えました。

 

「それじゃまた最初から・・・」

 

トン

 

里早は希美の背中におでこをくっつけて言いました。

 

5-17

(まっすぐ息をすって。5話後半)

 

「一緒に落語始めよ!私はもう2度とのぞみんから離れないから!」

 

「リサ・・・」

希美は里早の方を向きました。

 

「わわっ!」

「あんな顔も出来たのね・・・」放送部の2人も静かに見守っています。

 

5-18

(まっすぐ息をすって。5話後半)

 

「うん!」

 

心からの笑顔で希美は里早に答えるのでした。

 

一方で・・・。

 

「ああっ!?放送部への勧誘どうしよう!」

「それはまた後で考えようよ・・・」放送部の2人はいつも通りなのでした・・・。

 

感想・考察

 

今回でやっと落研の2人は仲直りしました。

 

サブタイトル通りの、雨降って地固まる。

 

今までよりもずっと固い絆が結ばれましたね。

 

「あの時からのぞみんの邪魔にならない、近くから見守る存在になろうと決めたの。」

「才能の無い私は隣にいられないと思って・・・」

「のぞみんもそういう距離感の私を必要としてくれてると思ってた・・・」

「でも、それは私の勝手な思い込みだったんだね・・・」

 

「でも、私はのぞみんと離れたくない!!」

「今からでも隣に並んで良いのなら、本気で一緒に頑張りたい!!」

 

里早の本当の気持ちがあふれ出した言葉ですね。

 

希美はも泣きながら、

「私は、その言葉をずっと待っていたんだよ・・・」

と返事をしましたね。

 

里早が言ったように、今後、ここから、ゼロから2人の関係は再スタートしていくのでしょう。

 

そして、遥の外郎売。

今までは耳コピした外郎売を練習していましたが、

外郎売の意味を知って、伝えるように読むと

 

今までにない、遥自身の外郎売が誕生しました。

 

耳が良い遥ですが、本当に日本一を目指すには

自分というものが無いと絶対に届かない目標でもあると思うので、

まずは第一段階突破ですね。

 

さて、落研の2人は仲直りし、落語を2人で再スタートさせていくという事でしたが、

果たして放送部には入ってくれるのでしょうか?

 

放送部に入ったとしら里早の扱いはどうなるのか気になりますw

 

 

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